共同通信社によると、ローランドが経営陣による自社買収を発表しました。
ローランドが経営陣による自社買収
楽器大手ローランド、経営陣による自社買収を行うと発表。買収総額は416億円となる見通し。
詳しい情報は、ローランドのwebサイトでIR情報が出るのを待ちましょう。ちなみにローランドは、浜松市北区細江町に本社を置く、東証一部に上場している電子楽器専業企業です。
決算でTOBの実施を発表 価格は1株1875円
今日発表した決算では、前期の40億円の赤字から、4億7000万円の黒字に転換しました。
更に経営改革を行うためにMBOを発表、1株1875円でTOB(株式公開買い付け)を実施するとのことで、買い付けが進めばローランドは非上場化する模様です。
今日5月14日のローランドの終値は 1,582円 なので現在の市場価格より 約300円 高い価格設定での公開買い付けとなります。
[東京 14日 ロイター] – ローランド は14日、経営陣による公開買い付け(MBO)で非上場化すると発表した。同社社長が代表取締役を務める常若コーポレーション(東京都港区)が、1株1875円で公開買い付けする。買い付け総額は約416億円で、買い付け期間は5月15日から6月25日。
経営陣による自社買収とは?
経営陣による買収はMBOとも呼ばれます。他社からの買収に対する対抗策などで用いられますが、一番のメリットとしては現経営陣が大株主になることで、これまでの経営方針や雇用方針が継続されることです。
詳しくは、マネジメント・バイアウト – Wikipedia のページを参照。
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