国道1号袋井・磐田バイパスの4車線化完成から1年、2車線の頃に比べ交通量は約5割増加、朝の通勤ラッシュでは2.4倍に増加したもののスムーズな走行が可能になりました。
主に「追突事故の割合が約2割減少」「路線バスの遅れ時間が約4分短縮」「緊急医療へ貢献」など浜松河川国道事務所がまとめた4車線化による交通状況の改善報告レポートが具体的な数字でわかりやすくまとめられています。
国道1号袋井・磐田バイパスの4車線化完成から1年
浜松河川国道事務所がまとめたレポートによると、2車線の頃に比べ交通量は約5割増加、朝の通勤ラッシュでは2.4倍に増加したもののスムーズな走行が可能になり、以下の具体的な改善が見られたとのことです。
国道1号袋井・磐田バイパスの4車線化完成から1年
~スムーズな走行が可能となりました〜
(中略)
●整備効果
(1)渋滞が起因と考えられる追突事故の割合が約2割減少されました。
(2)並行する国道1号における路線バスの遅れ時間が約4分短縮されました。
(3)所要時間も短縮された事で緊急医療へ貢献しています。
(中略)
◆資料
別紙(PDF:1737KB)
浜松河川国道事務所ホームページより
スムーズな走行が可能になった恩恵は事故防止や路線バス、緊急医療にも貢献
上記の引用の整備効果にある通り、スムーズな走行が可能になったことによってその恩恵は様々な分野に貢献しています。(※資料別添2〜5参照)
区間内の走行時間のバラつき改善
バイパスの国本IC~小立野IC間は2車線の頃はよく渋滞していて、この区間を抜ける時間の予測を立てるのが困難でした。実際の調査では、2車線の頃の下り方面では19〜41分付近と、走行にかかる時間に22分のバラ付きがあったそうです。
4車線になってからは、10〜13分付近と、走行にかかる時間のバラ付きは3分に改善されているだけでなく、走行にかかる時間自体も約9分〜28分短縮されているのがわかります。(※資料別添1参照)
利用者の実感が具体的な数字で表されている好例
普段4車線化した道を利用している運転手も、この改善は実感していたと思います。
ただ事業を行うだけでなく、このように実地調査や具体的な数字で表され、その効果を可視化したレポートが見られるのは嬉しいですね。
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