今年のがんこ祭は3/12,13に開催!楽器を持つ演舞でより面白くなりそう!現在ボランティアスタッフも募集中

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今年(2016年)で第16回目となるがんこ祭は、毎年3月に浜松の中心市街地で行われる「よさこい系祭り」の一大イベントですね。今年のがんこ祭は150チーム、5500人が参加予定と過去最大規模なんだとか!

全国から5000人超えのパフォーマーが浜松に集うがんこ祭では、現在ボランティアスタッフを募集中!がんこ祭の公式Webサイトから申し込みができます。大イベントを支える縁の下の力持ちを体験してみませんか!

そんな大イベントのがんこ祭ですが、今年からルールが変わって「楽器を持って踊る!」ことを推奨するまさに「浜松版 よさこい系祭り」と言える楽器PRのボーナス点が加ったことにより、一層面白くなりそうです!

目次

今年の見所となる審査基準の新設「浜松点 楽器PRボーナス」

従来は、よさこいといえば「鳴子」をもって踊る「よさこい踊りのルール」を基本としていて、浜松よさこいの特徴でもある「楽器を持って踊る」事による審査点はあまり高くありませんでした。

しかし、1月8日にがんこ祭実行委員会から以下の様なお知らせがあり、より浜松色が強いよさこい祭りとなりました。以下の記事でとても詳しく審査の新基準について解説されています。

■がんこ祭のルール
浜松がんこ祭 ルール その1:『楽器を持って踊ること』
浜松がんこ祭 ルール その2:『地域に由来する曲が盛り込まれていること』
(中略)
浜松点 楽器PRボーナス 15点
2016年度よりボーナス倍増。 がんこ祭をリスペクトし浜松ならではのルールに対応して「鳴子以外の楽器」をあえて使い、観客・審査員に大きくPRしたチームへの特別ボーナスです。※鳴子のみのチームは0点とします。

つまりまとめると、昨年までは「楽器を持って踊る!」のも”歓迎”でしたが、今年の新ルールで事実上の”推奨“となり、演舞中の楽器の有無で審査点が大きく変わるようになりました。(楽器PRボーナスの解説より)

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満点だとこんな感じの審査点になります。

ただし、「決して全員が持つ必要はないよ」ということと、「本物でなくても良いよ」ということ、「だけど音がなればそれは有効なPRになるよね。」といった内容が公式Webサイトの記事中でとても丁寧に解説されています。

このような審査点の大幅な変更により、各チームは工夫をこらして演舞中に楽器を使ったパフォーマンスを取り入れてくるのではないかと期待がされています。まさに、浜松版よさこいですね!

鳴子も楽器(音具)なので、楽器基本点として6点は審査の点数が入る

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よさこいといえば「鳴子」。そして鳴子も音を出す道具なので分類上は音具です。広義に解釈すれば楽器です。そのため、音楽基本点の6点は審査点を獲得できます。ただし、音楽PRのボーナスの審査点は0と言い切っています。

そのため、「鳴子」だけを持って踊るとそれだけで楽器PRのボーナスの15点を逃してしまうことになるため優勝からは大きく遠のいてしまいます。

このような審査の新基準の導入により、今年は高得点をえるために鳴子以外を持って踊るチームが増えることが予想され、さまざまな楽器を取り入れた創意工夫にあふれるよさこいを見ることが出来そうです。

そもそもがんこ祭ってなに?よさこい祭りの歴史をざっくり紹介

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最後にそもそものイベント内容の説明するなよって?コラムですよ、コラム!

がんこ祭は元々浜松よさこい祭りの流れをくむ、浜松版のよさこいのお祭りです。よさこいの発祥は高知県で、高知の商工会議所が地元に伝わる民謡「よさこい節」をもとに曲と踊りを作り、第1回のよさこい祭りを開催したのが始まりだそうです。第1回の開催が1954年なので実に60年前のお話。

その後月日は流れ、1992年に当時北海道大学の大学生だった長谷川氏が高知のよさこいの魅力に感銘を受けて北海道は札幌市でYOSAKOIソーラン祭りを開催、これが大成功を収めよさこい系のお祭りが全国に広がったとされています。

歴史の話はおしまい。よさこいの歴史については以下のリンクが詳しいです。

さて、本流である「高知県よさこい」と、北海道の「ソーラン系よさこい」では少しだけよさこいの毛色が違うそうです。(それぞれ正しい呼称かは分かりません、勝手に命名してすいません・・・!)

高知県よさこいの場合は、曲は「よさこい節」で鳴り物は鳴子を基本に太鼓などを持つほか、纏(まとい)や旗、提灯などを持ちます。衣装は着物が多いそうです。パレードの際の人の並びや全体動作の綺麗さなどをよく見せるのが特徴です。

ソーラン系よさこいの場合は、持ち物や衣装は様々で着物以外にもハッピなどの衣装が多く、パレードのような隊列ではなくステージ演舞用の踊りを練習するのが特徴だそうです。

浜松ではどちらかと言うとソーラン系よさこいの特徴に重きをおいていて、持ち物も鳴子以外でもOK、衣装なども比較的自由です。演舞のためのステージが用意されているのもソーラン系よさこい向きであることが分かります。今回の楽器PRボーナスの審査点追加ルールも、ソーラン系よさこいの比較的自由なルールという考え方と似ており、「楽器を持って踊る」という「浜松系よさこい」の誕生とも言えます。

…というわけで、調べたりお話を伺ったりしていたら面白かったので、浜松つーしんはこれからもがんこ祭(浜松よさこい)に密着していきますー!

がんこ祭は3月12・13日です!楽しみですね!

※画像の一部はがんこ祭公式Webサイトよりお借りしました。

書いた人:とりい

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