3密回避のための環境づくりの社会実験として、浜松市はまちなかの鍛冶町通り、田町中央通り、ゆりのき通りをメインに歩道の利活用の社会実験を行っています。写真はファッション着物いしばしさんの店先です。
その名も「まちなかオープンテラス」。ざっくり説明すると、お店の前の歩道に椅子とテーブルを置いて風通しの良い席を作ったりして、とにかく密になるのを避けようぜ!という企画です。
ただし、歩道を使うにはいろんな許可がいるので今回浜松市が音頭をとって参加店舗を募集して一種の社会実験としてやってみよう!という流れで、23店舗が参加中です。
まちなかの店先の歩道に椅子とテーブルを設置して密を回避する社会実験「まちなかオープンテラス」に23店舗が参加
「まちなかオープンテラス」の正式名称は「浜松市まちなか店先道路空間利活用事業」。詳細を難しく説明すると、まちなかの道路空間を利活用し、新しい生活様式への対応及びまちなかの賑わい創出を図る社会実験の実施。という内容です。かたい。
参加店舗は23店舗、Anyさんではオープンテラスをやっている通りと参加店舗の場所をまとめた地図が配布されています。Any職員さんお手製です!
「オープンテラス」参加店舗一覧
- cafe&dining Passeretti
- 沖縄パーラー遊び庭
- 旬惣菜らくさぽDeli
- ファッションきもの いしばし
- アジアンキッチン 更紗屋
- フルサワ帽子店
- がやがや
- BISTRO CHICKEAT
- WILL COFFEE & BAR
- Basso 鍛冶庵
- 浜太郎 浜松駅前店
- ミウミ
- なの蔵
- LaLaカレー
- Ligare
- 魚魯魚魯
- BASE
- ACE BAR
- bar053
- Octagon Brewing
- 34DINER
- カフェテラス1952
- アメリカン肉バルリーダー
店先にも席が!この時期の夜風にあたりながら飲食できるのは気持ちがいいかも
参加しているお店の店先には白いテープで、店先の歩道で使える範囲が示されています。そこにお店の方が椅子やテーブルを設置して使ってOK!というのが今回の「オープンテラス」の醍醐味です。街の通りがどことなく賑やかに見えます。
写真はがやがやさんのお店の前。実際に見てみるとこんな感じで、お店の中とは完全に離れた外の席が増えているというイメージです。なので、適度な気温と心地よい風があれば、夕方以後はかなり快適に過ごせそうです。
また、メインの商店街の通りであれば歩道にはアーケードの屋根があるので、一部の店舗は日差しや雨でも問題なしですね。
社会実験という名の実証実験は、6月19日〜7月3日までを予定しているそう。(※実施状況に応じて最大8月31日(月)まで延長)
【おまけ】夜の飲食店でのまちなかオープンテラスの様子
横断歩道を渡る前に見たなの蔵さんのお店の前。まさにオープンテラスといった感じでまるで雑誌や映画のワンシーンのようです。
餃子の浜太郎さんのお店の前は、行列ができているその店先にもテーブル席が3つほど増えていました。ライトも増えていて夜になってもちゃんと明るいです。
ミウミさんのお店の前の席はパラソル付き。
ビストロチキートさんのお店の前、もともとお店がオープンにできる形式のお店なので、さらに密になりにくくなっていました。
通を歩いているだけでも、なんとなく賑わいを感じる今回の社会実験。歩道が狭くなってしまう心配はありますが、公共の不利益がそこまで大きくないのであればコロナが収まるまでは続けてほしいなーと思います。
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