【浜松商工会議所が認定する「やらまいかブランド」商品とは?】
浜松地域の特産品や様々な素材、歴史、文化、技術などの地域資源を活用した商品から、やらまいか精神溢れさらなる成長が期待できる製品を、浜松商工会議所が地域ブランドとして認定している商品です。
今回は「やらまいかブランド」商品から、B.I.通商さんの「はままつてぬぐい うなぎアラベスク」をご紹介します!
はままつてぬぐい うなぎアラベスク – 有限会社B.I.通商
うなぎやピアノ、オートバイやガーベラといった浜松ならではの特産品や文化、歴史をモチーフにしたオリジナルの絵柄を”浜松注染そめ”という伝統的な技法で染めた製品「はままつてぬぐい」を取り扱っているB.I.通商さん。
「普段使いでは通気性が良くて軽いので実はジョギングなどに最適です。物を包んだり、敷いたり飾ったりすることもできます。また、万が一の防災面で、てぬぐいは手で縦に割けるので包帯にもなります。色もきれいですし、手ぬぐいには手ぬぐいの良さがありますよ。」と、代表取締役副社長の青島さんは楽しそうに語ります。
今から14年前の2007年に「浜松の新土産」として取り扱いを始めた「浜松注染そめ手ぬぐい」は、今もデザインを変えながら浜松にちなんだ絵柄の手ぬぐいとして販売されています。
今回のやらまいかブランド認定された「うなぎアラベスク」のデザインは、うなぎ、ミカンの花、ガーベラを散りばめた洋風の唐草文様のデザインだそうです。同じ柄で2種類の色がありますが、どちらの色も素敵ですね。
「浜松注染そめ」とは?
浜松まつりで目にしている各町の凧印が入った手ぬぐいを思い出せますか?おそらくその手ぬぐいは「浜松注染そめ」で作られているはずです。
浜松は東京・大阪と並ぶ「注染ゆかた」三大産地のひとつ。かつての浜松は綿の産地として有名で、綿を作っていた農家の方が内職で機織りを始めて、明治時代には織機が発達。手ぬぐいなどの綿織物の生産が盛んな町でした。
そして、大正初期頃から「注染(ちゅうせん)」で浴衣・手拭いを染めたのが「浜松注染そめ」の始まりと言われています。
その後、綿織物の産地であり、天竜川の伏流水と遠州のからっ風による染め物の生産に適した浜松へ、大正時代の大震災を機に首都圏から多くの職人が移り住んで「浜松注染そめ」は普及していきました。
染料を柄の部分に注ぐ伝統的な染色方法は、表と裏が同じ柄に染まることや、ぼかしや、にじみという独特な表現が可能である特徴を持っています。これらは長年の経験による職人の手作業で成り立っています。
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主な販売場所のご案内
駅前のキヨスクや浜松駅周辺のホテル、お土産コーナーなど多くの場所で見つけることができます。1枚800円(税抜)とお手頃価格で浜松の工芸品のお土産としてぴったりです!
- 浜松駅キヨスクギフト浜松
- 三方原PA(東名高速)
- 新東名浜松SA(東名高速)
- 浜松城
- 地ビール工房マイン・シュロス
- オークラホテル売店
- グランドホテル
- 呉竹荘
- 浜松まつり会館
他、市内のお土産売り場等多数。詳しい取扱店はこちらから!
有限会社B.I.通商はどんな会社?
物流業から始まったB.I.通商は、アウトソーシング、IT関連、お土産品企画販売、飲食店事業、コインランドリーなど多彩な分野に進出し、地元浜松を支えています。
飲食店事業では、本格的な中国料理を楽しめる点心専門店「氷箱里(ビン・シャン・リー)」を営んでしています。
「はままつてぬぐい」の他にもグッズ制作では、家康くんグッズ、扇子、御朱印帳など様々なオリジナルのノベルティを作られています。
はままつてぬぐい うなぎアラベスク (有限会社B.I.通商)のお問い合わせ先
事業所名・団体名 | 有限会社B.I.通商 |
電話番号 | 053-474-7498 |
所在地 | 〒430-0942 静岡県浜松市中区元浜町31-2 |
ご担当者 | 営業部 青島様 |
営業時間 | 平日8~18時、土祝8~17時 |
URL | http://www.bi-comm.co.jp/kaisya.html |
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