浜松市で独自に運用している「はままつLINE見守りシステム」は、感染者と同一時間帯に施設を利用していたかチェックできるシステムです。LINEを使っている人であればその場で誰でも利用できます!
各施設にQRコードがあるのでそれを読みこむことで登録し、後日そのQRを読み込んだ日時とおなじくらいの時間帯にいた方が新型コロナウイルスに感染した場合にお知らせをしてくれます。
このシステムを通じて、自身が感染した可能性があることを認識できるので感染拡大防止に向けた行動を迅速に取ることが可能になります。
「はままつLINEコロナ身守りシステム」は感染者と同一時間帯に施設を利用していたかチェックできるシステム
浜松市の説明は以下の通り。
「はままつLINEコロナ身守りシステム」は、店舗・施設やイベント会場等に掲示されたQRコードを、施設の利用者等がLINEアプリで読み取っていただくことで、後日、施設の利用者等が新型コロナウイルスに感染した場合に、感染者と同一時間帯に利用した方へ浜松市から感染拡大防止に向けたお知らせなどを行うものです。
【使い方】実際どんな感じでQRコードが掲示されているの?
例えばソラモだとこんな感じ。他の施設でも、入り口や受付前などわかりやすい場所に掲示されていると思われます。
QRコードを読み取ります。QRコードは、通常のカメラを起動して画面の中にQRコードを写すと・・・あら不思議!上から読み取り結果が出てきますのでそれをタップすればOKです。
LINEで開くを押して。
初めての方は、こんな感じの認証画面がでるので「浜松市」と書かれていることを確認して「許可する」ボタンを押してください。(※認証するかどうかは自己責任で判断してください)
すると、浜松市とのトーク画面になるので「〜読み取りました」みたいなトークが来ていたら登録完了です。
以上で完了!ちょっとめんどくさいのが、施設を訪れた際には、毎回QRコードを読み込む必要があることですね。認証は最初だけなので、実質的には2回目からはQRコードを読むだけです。ちょっとめんどくさいですが、地道に協力していきましょう!
と言うわけで、「はままつLINE見守りシステム」を浜松市がプッシュしていたのでご紹介しました。みんなで協力して感染拡大を防ぎましょう!
【おまけ】LINE公式アカウントの仕組みを使っているんだけどまだ灰色バッジなので、実はなりすましアカウントが出てくる危険性があるので要注意
と言っても、よっぽどのことがなければほとんど実害はないと思うので、読み飛ばしてください。仕組みが分かる人向けでお話しします。
さてここで、掲示されているQRコードで読み取った「浜松市アカウント」が、本当に正しい「浜松市アカウント」であるかどうかを見極める方法がありますが、現時点(7/25)で「浜松市アカウント」はグレーバッジなので利用者からは判別が着かない状態です。
悪意ある第三者が掲示物のQRコードを何らかの方法で差し替えたり、掲示物自体をねつ造した場合、実際にどのアカウントに対して認証したかよく分からない状態になるでしょう。LINE公式アカウントの場合は通称「緑バッジ」が着いていることで公式のお墨付きとして判別をする手助けとなります。緑バッジとはLINE社が認証した”認証済みアカウント”であることを示すものです。Twitterが本人であることを証明しているアレとおなじですね。
この辺は、6月中旬に出たときは直ぐにローンチするためかなと思っていましたが、現時点でもずっと緑バッジにならないので早く改善されるといいなと思いました。セキュリティ的な問題としてそこまで大げさなモノではないですが、わずかな隙がある状態であることは否めません。
というわけでLINE社のどなたか〜、浜松市に助言してあげてくれませんかー!
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