9月6日現在、8月29日以後新型コロナの感染者確認は0人を維持しています。もう1週間近くも新たな感染者が出ていません。
しかし、未だにまちなかに人が戻らないので、まちなかに飲みに出よう!と主張するのは元市議会議員で前市長選を争った山本遼太郎さん。自身のYouTubeに「新型コロナから浜松を取り戻そう!」というサムネイルで、現在の浜松市のまちなかの現状と対策を語っています。
賛否両論あると思いますが、行政がしっかりと舵取りをするのであれば有効だとはまつーの中の人の鳥居も考えますので、動画を紹介します!
山本遼太郎氏が新型コロナによる浜松の街中の現状と対策を語っているので全文書き起こしてみた
動画で音声を聞けない方のために、なんと!私が全文書き起こしました。安心して文章読んでくださいね。ただ、語り方がとても上手です、ぜひどこかで動画もみてもらえると嬉しいなと思います。そして、いろんな考えをきちんと議論できるまちになるといいなと思います。
これより以下は、動画の内容の書き起こし全文です。
浜松のまちの現状がひどい (まちなかの人がコロナ前より7割減っている by 新聞発表)
みなさん最近まちなかに出かけていますでしょうか?今、まちの現状がひどいんです。新聞発表によると、コロナ前から人が7割減っています。7割です。
そこで!今日僕ががあえて皆様にいいたいことがあります。みなさんいいですか。そろそろ街に行きましょう!飲みに出かけましょう!
まぁこれをいうとですね、おそらく批判のほうが多いかもしれません。もちろん新型コロナ賛否分かれる話題ではあるんですけれども、批判のほうが多いと思いますけど、あえて言いたいです!そろそろ街に行きましょう!
どうして今、街に出かけるの?
どうして、僕があえてそういった事をいうかといいますと、僕個人としてはコロナの感染するリスクよりも、コロナを恐れすぎて経済が立ち行かなくなってしまうリスクのほうが、よっぽど怖いからです。
景気がもっと悪くなる怖さ
街に人が出なくなる、で、まちが衰退する、仕事がどんどんなくなる、店舗もどんどんなくなる、そうするとお金が入ってこなくなる、浜松市内のお金の経済のまわり(循環)は止まってしまうんです。そのリスクのほうがよっぽど怖いと思うんですよね。
おそらく、まちにまた人が戻れば、どこかのお店でクラスターが発生するかもしれませんし、感染者が増えるかもしれません。
ただ、これを恐れて、いつまでもいつまでも恐れていたら浜松のまちは、間違いなく死んでしまいます。
今の街の静けさ、前年比7割減という数字がそれを物語っているということです。
コロナにかかってしまうリスク
行動する以上、コロナに感染するリスクは高まるんじゃないの?と、思われる方もいらっしゃると思います。みなさん、どうお考えでしょうか?
それももちろんわかります。当然リスクは上がります。そこをいま現状、公共の力で補助しきれていないというのは私自身、行政に不満を感じます。
これからのコロナ対策
いいですかみなさん、感染者をゼロにしようという時期は過ぎました。Withコロナという言葉があるようにこれから大事なのは、どうやってコロナウイルスと共存していくか、そこなんです!
じゃあ、どうするか!まちに人が出たら感染者が増えるリスクが高まる、クラスターが出るリスクが高まる。それを前提にやっていくんです。事前に予めしっかりと、(コロナが)出た後にどうするかどうやって補填していくか、どうやって対処していくかというのを行政がしっかり決めるべきなんです。
遼太郎の考え「十分な保証を」
例えば、クラスターを出してしまったお店に対しては、行政がしっかりと休業要請を出す。2週間なら2週間と。その代わり行政がいくらかだします、50万でも100万でもいい。行政が補填していきますよという考えが大事なのでは、ないでしょうか。
遼太郎の考え「批判から応援へ」
だって、新型コロナは誰でもかかりうるんです、どこでもクラスターが発生しうるんです。こういった出してしまったお店、かかってしまった人に対しては、行政がお見舞金を出してしっかり補填していく。周りも応援していく。こういった風潮が僕は大事だと思う。
あくまで対策をした上で
もちろん、こういったケアはしっかりと新型コロナウイルスの対策ができた上でやっていかなければなりません。今、他でやっているようなころなコロナパーティー問答無用です。ダメです、当然ダメです。
対策をした上で、街に出よう
ただ、しっかり対策をした上であったら、経済を回していく、健康な僕らはどんどん街に出て、飲みに出て、経済を回していく。こういったことが大事なフェーズに入っているんです。これからはしっかりと対策をして、楽しみながら街に出る。楽しみながら経済を回していく。この事が大事だと、私は思います。
最後に、あえてもう一度言わせてください。みなさん、そろそろ、街に行きましょう。飲みに行きましょう。経済を回していきましょう。
(※書き起こし終わり)
【おまけ】はまつーの中の人鳥居の所感
遼太郎さんの考えには概ね賛成です。行政が舵取りするならばという条件付きで、要請と補償はセットであるとか、雇用の休業補償などがもっと明確になることで、コロナによる損害をみんなで支えて対策して経済をまわすという流れになると良いなと思います。
一つ気になるのは、浜松の郊外でも当たり前ですが経済を回さないといけないので、何も街中だけの話じゃありません。にもかかわらずなぜ街中に人が来なくなったのかは、もちろんコロナが一番の原因になっているのは間違いないですが、過去のまちなかをみていると、何も今回のコロナだけの問題では無いような気がしています。
例えば、在宅勤務の後に飲みに繰り出そうと思ったけど、公共交通機関が不便であぁ街中行きたいけどなぁ。。。なんてケースはきっとあるはずですよね。 浜松のような車社会の地方都市の場合はgo to イートやトラベルよりも、もしかしたら飲酒運転対策のタクチケを配れば景気刺激策になるのでは?と、考えたりもします。
PayPay30%還元もそうでしたが、浜松ならではの政策をいろいろとあの手この手で使えそうですよね。
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昨年(2019年)の統一地方選のときの記事。
自民党といえば、地元静岡8区(浜松市街付近)の塩谷立先生。2014年の衆議院選挙のときの駅前演説全文書き起こしです。政治のお話は、編集者が編集するだけでなく、本人が何を言ったか全てわかるソースがあると、記事としてとってもわかりやすいし、書かれていることに根拠と信頼性がありますよね。そういったメディアでありたいと思います。
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