昔から浜松まつりで使う凧を製造する上西すみたやと一瀬堂際物店。現在も約150町の凧の製造を担う私達ですが、コロナ禍により浜松まつりが昨年中止、今年も制限付きの縮小開催となり、凧の注文は例年の1割ほど。このままでは経営が成り立ちません。我々2社の経営を存続させるべくクラウドファンディングに挑戦いたします。また、この機会に「凧屋」の存在や価値もより多くの方に知っていただきたいと思います。
https://camp-fire.jp/projects/view/418725
昨年は中止となり、今年は縮小開催となった「浜松まつり」。その「浜松まつり」に欠かせない存在の1つが凧屋さんですが、相次ぐ自粛の流れにより「浜松まつり」の伝統の継承と存続が危ぶまれています。
今回、「浜松まつり」を支える凧屋さんの上西すみたやさんと一瀬堂際物店さんが、伝統の継承と存続のための資金を募るクラウドファウンディングにチャレンジしましたので、浜松つーしんでも応援を込めてこの情報を広く色んな人に知ってもらえたらと思っています。
新型コロナウイルスの影響でさまざまな団体、企業のみならず個々人へ大きな影響を与えています。
そんな中、浜松市を代表とする「浜松まつり」も例外ではありません。
令和2年度は中止となり、令和3年度も縮小と感染・拡大予防を行いながらなんとか開催を行う見込みです。
浜松まつりは初子さんを始め、参加する町内とその役員、関係団体、支援する企業・個人などさまざまな方々に支えられ存続しています。
伝統ある浜松まつりの継承を担っているのが凧を専門に製造・販売している「凧屋」さんの上西すみたやさんと一瀬堂際物店さん。
伝統を受け継ぐため年間を通して部材管理から凧の製造・販売までを行っています。
そんな凧屋さんも新型コロナウイルスによる浜松まつりの中止・縮小の影響を大きく受け、伝統技術の存続が危ぶまれています。
そういった状況から将来への伝統継承するべく、有志による凧屋さんを存続させるための資金を募集するクラウドファウンディングが立ち上がりました。
募集ページには浜松まつりの詳細や発起人の思い、過去の浜松まつりの資料や凧屋さんの現状が紹介されています。
ご興味ある方、浜松まつりが好きな方はぜひ御覧ください。
書いた人: 井口
編集: 鳥居
コメント
コメント一覧 (1件)
歴史ある祭りや専門色の強い技術が失われるのはとても大きな損失だ
その保存には多くの力が必要だしなんなら公的基金が有っても良い
しかしその反面、浜松まつりの存続を望まない声も多いと思う
それは地域密着型な祭りの為に外部から流入した住人の理解が得られないからだ
夜遅くまでなるラッパに酒を飲み騒ぐ参加者、時代にそぐわないもてなしの要求などなど
たしかに凧あげや練り屋台など歴史的な文化を含んだまつりの面もあるのだろう
しかし近年は世代間格差が生まれ若年層がただ騒ぐだけの理由になっていないか?
またそれを本来の形に示し導く先達の活動はあったのか?
そういった面での理解を周囲から得られるならば非参加者からの支援も得られるのではないか
しかし祭りを名目に好き勝手やって来ていたのならば外部からは冷めた目で見られるはずだ
いい機会と言えば不謹慎だろうが神事としての祭り本来の形を考え直す時でもあると思う